2013年9月21日土曜日

筆で文字を書きたいのですが、うまくいくでしょうか?

 
Q:筆で文字を書きたいのですが、うまくいくでしょうか?
 (質問箱155)

A:半紙に書くのと違って、筆のすべりは悪いですが、
  釉薬の働きによって生まれる滲(にじ)みや色の変化など、
  思いがけない効果が楽しめます。

見学に来られた書家の方からの質問です。
江戸時代の「陶芸家」尾形乾山(おがたけんざん)などは
やきものに多くの詩文を書いています。
兄の尾形光琳と組んで、兄が絵を、弟が書を書いたものも
残っています。⇒「銹絵寿老人図角皿」(MOA美術館蔵)など

こちらは私(林)がぐい飲みに書いた「ひ」という文字ですが、
窯から出てきたときの思いがけない発色を楽しめるのも、
やきものならではの面白さです。





記事提供:津田沼陶芸教室

2013年9月19日木曜日

釉薬掛けで、大きな作品ほど短時間浸すよう言われたのはナゼ?

 
Q:釉薬掛けで、大きな作品ほど短時間浸すよう言われたのはナゼ?  
(質問箱154)

A:作品に厚みがあるほど、釉薬が厚く掛かるからです。

  素焼きした粘土には吸水性があって、
  そのために作品の表面に釉薬が付着します。

  厚みのある作品ほど、吸水性があるため
  釉薬が厚く掛かります。

  厚さの違う2つの作品に同じ厚みで釉薬を掛けたい場合は、
  薄い作品は長めに、厚い作品は短めに釉薬に浸すようにします。


記事提供:津田沼陶芸教室

2013年9月18日水曜日

体験レッスンでも先生が直接教えてくれるんですか?

 
Q:体験レッスンでも先生が直接教えてくれるんですか?
 (質問箱153)
 

A:体験レッスンの方にも主宰(林)が直接教えています。

  
体験レッスンに行ったけど、教えてくれたのは
  アシスタントの人だった、という話をよく聞きます。

  小学一年生の担任にはベテランの先生がなるように、
  未経験の方こそ、経験を積んだ人が陶芸の楽しさを教えるべきだと思っています。

  当教室には、現在アシスタントはいません。
  将来、アシスタントを頼むことになっても
  体験レッスンは、私(林)が担当しようと思っています。


記事提供:津田沼陶芸教室

2013年9月17日火曜日

粘土は、どんなふうにしてできたんですか?

Q:粘土は、どんなふうにしてできたんですか?  (質問箱152)

A:粘土のもとは岩なのだそうです。

  岩石の中の鉱物が、風化や熱水作用などによって分解されて
  残った細かな微粒子の集合体。それが粘土です。
  カオリナイトなどの珪酸アルミが主成分。
  (岩石中のほかの鉱物は、風化などで溶けてなくなるそうです)

  雨のあと3日経っても水たまりが残る場所の
  下には粘土があると言われます。


記事提供:津田沼陶芸教室

2013年9月15日日曜日

底の乾燥が進んで高台がカンナで削れません。対策は?

 
Q:底の乾燥が進んで高台がカンナで削れません。対策は?
 (質問箱151)
 

A:乾燥部分に湿気を与えてやれば柔らかくなります。
  ただし白く乾燥してしまっていたら諦めましょう。

器の底部(外側)を2秒ほど水に浸します。

水で濡らして軽く絞ったお手拭の上に、器をのせる。
はみ出したお手拭を器の周囲に巻きます。

そのまま1時間ほど置きます。
柔らかくなったか、ときどきチェックします。



口の乾燥が進み過ぎるようなら、
ビニール袋に入れて密封します。



記事提供:津田沼陶芸教室

2013年9月13日金曜日

粘土でタタラをつくるとき、適当な厚さの板がない。どうする?

 
Q:粘土でタタラをつくるとき、適当な厚さの板がない。どうする?
(質問箱149)

A:タタラ板の厚さは、3ミリ、5ミリ、7ミリ、10ミリ、などがありますが、
  たとえば8ミリ厚の粘土にしたい場合は・・・「3ミリ+5ミリ」
  二枚の板を重ねて使いましょう。



当りまえといえばそうですが、意外に思いつかないものです。
板の数字は厚さ(ミリ)。

タタラ板は陶芸材料の店で買うと高いですが、
ホームセンターの木工コーナーなら、ずっと安価で手に入ります。


記事提供:津田沼陶芸教室

2013年9月10日火曜日

呉須(コバルト)で濃淡を付けて描くときの注意点は?

 
Q:呉須(コバルト)で濃淡を付けて描くときの注意点は?
 (質問箱148)

A:濃淡を使ってメリハリを付けたいときは、淡い(薄い)方から描きましょう。

  たとえば、野菊を描く場合、葉は薄い呉須で描いて、
  あとから濃い呉須で葉脈を入れます。




  順序を逆にすると、
  薄い呉須で描くときに、先に描いた濃い呉須をこすってしまうため
  汚れたようになってしまうから。


記事提供:津田沼陶芸教室