2012年9月29日土曜日

 Q:初心者の参考になる本で、おすすめは?/陶芸初心者さんの質問箱

●質問
 Q:初心者の参考になる本で、おすすめは?

 A:僕(林)が読んで、とてもためになったり役に立った本を紹介します。
   休刊などのものは、ネットで手に入ります。

   1、技法についての入門書としては

     ・「季刊 つくる陶磁郎」入澤企画制作事務所編 双葉社
      ※作家の技法を、そこまで公開するの!?と驚くほど教えてくれました。
       創刊号から休刊まで12年にわたってエッセイを連載させていただきました。
       美しく志を感じさせる素晴らしい雑誌でした。

     ・「絵付けで楽しい陶芸」などの、「○○で楽しい陶芸」シリーズ。
       視覚デザイン研究所
      ※線を引きまくり、ページがバラバラになるまで読みました。

     ・「陶芸入門コツのコツ」望月集 著 NHK出版
      ※陶芸はなんでもありだし、楽しいなと思わせてくれる。

     ・「電動ロクロとことんマスター」野田耕一 著  誠文堂新光社
      ※職人技だったロクロを、じつに理論的に教えてくれる。
         
     ・「陶芸の伝統技法」大西政太郎 著 理工学社
      ※高価で分厚い本ですが、僕は陶芸を始めてすぐに4回読みました。
        陶芸とはとういうものかが、大づかみできたように思います。

   2、陶芸の歴史と現代の課題については
    
     ・「日本陶磁の一万二千年」 矢部良明 著 平凡社
     
     ・「現代陶芸の造形思考」 金子賢治 著 阿部出版

   3、陶芸エッセイ(広告です!)
  
     ・「週末陶芸のすすめ」林寧彦 著 文春文庫プラス
      ※趣味として陶芸教室に通い始めてから5年後に日本伝統工芸展に
       初入選するまでの涙と笑いの奮闘記。

      ★アマゾン FUMさんのレビュー (ちょっとうれしかったので掲載!)
      「陶器好きが高じて陶芸教室に通い始めたところ、すっかり魅了されていて、
       こちらの本に出会いました。
       作者ののめりこんで行く様子が自分のことのように感じられ、
       その奮闘ぶりも含めて楽しく読ませてもらいました。
       これから陶芸を始めようと思っている方、陶芸を始めたばかりの方、
       陶芸歴のある方にも楽しく読めるおすすめです。」  

記事提供:津田沼陶芸教室

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