2013年12月22日日曜日

使っているうちに高台がポロッと欠けた!欠けない作り方は?


Q:使っているうちに高台がポロッと欠けた!欠けない作り方は? (質問箱195)

A:高台の角を直角のままにしないで、角を落としてやれば掛けにくくなります。

水簸(すいひ)した粘土など、粒子が細かいものは欠けやすい傾向があります。
写真のように、高台を直角のままにしておくと、何かにちょっと当たったくらいのことで
欠けることがあります。




高台の一番下の部分(いわゆる「畳付き」)には、ふつう釉薬を掛けません。
粘土がむき出しになるため、衝撃に弱い部分です。

下の写真のように、カンナで角を落してやると欠けにくくなります。



直角のままにしたいなら、高台の角を人差し指でぐるっと撫(な)でておくだけでも
粘土がしまって欠けにくくなります。

★陶芸初心者さんの質問箱
「質問箱104」Q:「土殺し(つちごろし)」と「芯出し(しんだし)」はどう違いますか?を改定しました。

記事提供:津田沼陶芸教室

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