2013年12月25日水曜日

削りのとき器の縁がつぶれます。対策は?


Q:削りのとき器の縁がつぶれます。対策は? (質問箱196)

A:口が水平なものなら
  ロクロの天板の上に粘土の「枕(まくら)」を敷いてやりましょう。

電動ロクロでも、手ロクロでも、天板の上に直接作品を置くと
せっかくきれいに整えた縁が変形してしまいます。

そこで、粘土をヒモにして、器の口径に合わせて天板に載せます。

指で軽くたたいて平らにします。
弓を当てて一周させると、厚さがそろいます。



※そのさい、弓を倒す角度によって粘土の厚さが変わります。
 粘土は薄くても問題ありません。

粘土の枕に針で2、3本線を引いてやれば
器をカンタンに中心に据えることができます。



写真協力:須田沼陶芸教室 会員 Y.Hさん

記事提供:津田沼陶芸教室

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