2013年10月31日木曜日

「三島(みしま)」にするためのハンコ押しは、削りの前?後?


Q:「三島(みしま)」にするためのハンコ押しは、削りの前?後? (質問箱177)
 

A:ハンコ押しは、削りの前におこないます。
  粘土の乾燥具合に気をつけて。




三島の中でも「暦手(こよみで)」と呼ばれるものですね。

粘土は縁から乾いてゆくので、縁に近い部分からハンコを押します。
(いちばん上部は、ハンコを押すと歪んだりこわれたりすることが多いので、
竹串などで模様を入れるのがふつうです)

上部へのハンコ押しが終ったら、
少し時間を置いてからその下の部分へ。
さらに時間をおいて、底に押します。

※ハンコを押すのに良いタイミングは、
 感覚的なものなので説明しにくいのですが、
 手で触ってみて、粘土がベタつかなくなったときです。
 1個押してみて、行けるかどうか判断してみてください。
 

先に底を削ってからハンコを押すと、(底に)ヒビが入ることがあります。
削りは、ハンコを押し終ってから。


記事提供:津田沼陶芸教室

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