2013年3月17日日曜日

Q:高台(器の底の丸い輪)はなんのためにあるのでしょう? (質問箱59)

質問
 Q:高台(器の底の丸い輪)はなんのためにあるのでしょう? (質問箱59)

 A:高台は「こうだい」と読みます。これがなかなかの優れものです。
   
   高台の高さがあるために、器の形にメリハリが効いて良いスタイルになります。

   乾燥時に底が板から浮いているために、早く乾燥します。
   
   釉薬を掛けるときに高台を持つと手に釉薬が付きません。
   手を洗うことなく、何個でも掛けることができます。

   使う人にとっても、底に指が掛かるために、しっかり持てます。

   教室で見ていると、浅い高台を削り出す人が多いのですが、
   後の作業のしやすさ、使うときの安定感を考えると
   最低3ミリの高さは欲しいです。
   僕は5ミリくらいのしっかりした高台が好きです。 

記事提供:津田沼陶芸教室

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