質問
Q:釉薬が泡立って焼きあがった作品があります。どうして? (質問箱60)
A:釉薬が泡立つ(ブクが出る)のは、織部釉や鉄釉など
酸化金属が入っている釉薬でよく起きます。
釉薬を厚くかけたのではありませんか?
厚く掛けたつもりはなくても、大きな作品には厚く掛かりがちです。
厚過ぎないよう注意すれば、ブクは防げます。
高温になると釉薬から揮発する成分が抜け出るために、沸騰した状態になります。
その状態のままで窯の火を落とすと、作品に泡立ちが残ります。
釉薬を厚く掛けると、揮発するべき成分も多く含まれてしまいます。
沸騰したままで焼成が終了してしまうことになるため、
作品にブクが残ってしまいます。
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