2013年4月23日火曜日

Q:電気やガスの窯があるそうですが、作品に違いが出ますか?

 Q:電気やガスの窯があるそうですが、作品に違いが出ますか? (質問箱87)

 A:雰囲気が少し違いますね。
   
   窯には電気、ガス、灯油、薪(まき)などを使うものがあります。
  
   薪の窯の代表は、登り窯ですね。
   作品に灰が掛かって溶けたような効果を狙うのでなければ、
   ガス窯で焼いたものと区別がつきません。
   どちらも炎で焼くという共通点があります。

   灯油の窯は、焼いた経験がないのでコメントできませんが、
   薪やガスに似ていると思われます。
   コストが安いのですが騒音が出るために、
   人家が近い場所では使いにくそうです。

   電気の窯は電熱線で温度を上げます。
   
   私(主宰の林)の個人的な感想ですが、
   電気の窯で焼いた作品は、ほっこりと柔らかい印象です。
   ガスの窯で焼いた作品は、キリッとして厳しい感じがします。

   津田沼陶芸教室では、電気の窯とガスの窯を使っています。 

記事提供:津田沼陶芸教室

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