2013年8月15日木曜日

電気の窯を焚くとき、途中までフタを開けておくのはナゼ?

 
 Q:電気の窯を焚くとき、途中までフタを開けておくのはナゼ? (質問箱128)

 A:窯の外に水分を逃がしてやるためです。

   釉薬を掛けたときに器にしみ込んだ水分や、
   分子として存在するH2O(エイチ・ツー・オー)が蒸発してなくなるのは
   530℃前後と言われています。

   スタート時には窯のフタを10㎝くらい開けておいて、
   530℃をこえたら閉めます。

   水分を逃がす理由は、
   1、窯の鉄部がさびやすいこと
   2、釉薬が変色することがある
  
   電気の窯だけでなく、ガスの窯でも同様の閉め方をします。


記事提供:津田沼陶芸教室

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