2013年8月27日火曜日

何度まで下がったら窯から出せますか?

 
 Q:何度まで下がったら窯から出せますか?
 (質問箱137)

 A:人によって違いがありますが、私(主宰の林)の場合は
   100℃を切るまで待って窯出しします。

   
電気の窯の場合
   窯の温度が200℃を切ったら、フタを10センチほど開けます。
   そのままにして100℃を切ったら全開にして
   耐火手袋をはめて作品を取り出します。

   もっと温度が高くても大丈夫、という人がいるかもしれません。
   でも、以前150℃で大壺を取り出して、
   1時間ほどしてから、空気を切り裂くような音とともに
   真横に亀裂が入ったことがあり、それ以来100℃以下を守っています。

   ガス窯の場合
   300℃で扉を10センチけ。
   2時間後に全開。
   ※これで特に割れたこともないので、
    ガス窯のほうが高温で窯出ししていることになります。
    お世話になっているガス窯メーカーの社長さんは、
    「300℃で全開しても割れない」とおっしゃるのですが
    ・・・やはり心配。


記事提供:津田沼陶芸教室

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