2013年8月20日火曜日

陶芸を始めたら、水仕事で食器が割れなくなったのはナゼ?

 Q:陶芸を始めたら、水仕事で食器が割れなくなったのはナゼ? (質問箱130)

 A:器の持ち方や、扱いに慣れるからでしょうね。

   削ったり、釉薬を掛けたりするときなど、器をしっかり持つコツが
   知らないうちに身に付くからだと思います。
  
   CMプランナーの時代に仕事をさせていただいた、
   お豆腐懐石のチェーン店の社長さんからうかがった話です。
   全店で1年間に割れる食器の数が、
   1店舗を出店するときの器に匹敵していたそうです。
 
   社長さんは一計を案じ、研修所に窯をつくり、社員に陶芸をやらせました。
   割れる食器の数が目に見えて減ったそうで、
   「器への愛着に目覚めてくれたんでしょう。ぞんざいな扱いをしなくなりました」
   とのことでした。
   
   器を持つコツだけでなくて、そんな、精神的な理由もあるのでしょうね。

記事提供:津田沼陶芸教室

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