A:裏側に溝を掘っておくのも良い方法です。
底がふくらむのは、裏側が乾燥しにくいからです。
他の部分に比べて、底が柔らかいのです。
周囲の乾燥が進んで収縮するため、底の部分が周りから圧迫されます。
重さがあるために下には出っ張れません。
そのために、内側に持ち上がります。
これを防ぐには、全体を均一に乾燥させるのが理想です。
底の裏側に溝をほっておくと、その溝部分から湿気が抜けるため、
底の乾燥が早まって、底が持ち上がりにくくなります。

次はモノサシを当てて溝を掘るか、針で細い当たりのラインを入れてから彫ると
キレイな直線になりますよ。
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