2012年8月25日土曜日

●質問 Q:ロクロの回転が、前にかよっていた教室と違うのはどうして?

●質問
 Q:ロクロの回転が、前にかよっていた教室と違うのはどうして?
 A
:ロクロで形を作るときは右回転(時計回り)が一般的です。
   でも、沖縄や丹波などは左回転です。

   削りは、瀬戸、京都、備前などが右回転。
   沖縄、有田、唐津、萩、丹波などは左回転です。

   手回しロクロの技術が中国から伝わったところ(右回転)と、
   足で蹴る蹴ロクロ(けろくろ)が朝鮮半島から伝わったところ(左回転)、
   と言われています。
   詳しく調べてみると深く、面白いことが分かりそうです。

   当教室では形成は右回転、削りは左回転で指導しています。
   右回転で削ると、カンナを左手に持ちかえたりする必要があって
   やや合理的ではないように感じますが、
   その方法でやってきた人にとっては、やりやすいのかもしれません。 

記事提供:津田沼陶芸教室

0 件のコメント:

コメントを投稿